「お手」はクセになる?!
“お手”を教える。
まずは愛犬を目の前に座らせ
右前足をやさしく持ち上げる。
すると「エッ」という感じで
一瞬ひるむが、そこですかさず
「あ〜、上手」とか「イイ子ねー」と褒める。
すると今度は
「なんだか様子がおかしいぞ」といった反応を示す。
これを5回くらい繰り返す。
4、5回目くらいになると
「よくわからいなけど、褒められてる感じで良い気分」という
表情になってくる。
第1段階終了。
しばらく時間をおいて今度は
前足を持ち上げる時に「お手」と声を掛け
その後また褒める。
すると今度は自信が満ちて来た様な
目の輝きをし始める。(チャンス)
すかさず「お手」&「褒める」を反復。
これを5回くらい繰り返すと60〜70%刷り込み完了。
またしばらく時間をおいてから「お手」を指示する。
(このとき犬の目の前に手を差し出してやる)
不安気にこちらを見て、躊躇する反応。
そこですかさず、再び「お手」と指示。
不安気に少しだけ前足を浮かせる。
この瞬間が大切。
間髪入れずにその前足を握ってやり
これまで以上にことさらに褒めちぎる。
犬の気持ちとしては
「あ、これで良かったんだ」
「すごい喜んでくれてる」
「うれしい」
となる。
これでほぼ完了。
毎日暇をみつけては「お手」&「褒める」で
積極的にしてくるようにまでなる。
(写真:「お手」がすっかりクセになったの図)
犬にとって
「大好きな飼い主さんに喜んでもらえる事が最上の喜び」
なのかもしれない。
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