目をそらす愛犬のキモチ
愛犬と間近で目を合わす。
すると、こんな感じや、、、
、、、こんな感じで顔をそむけ、目を閉じてしまう。
実は犬には「暗黙のルール」がある。
群れで暮らしていた犬はお互いに無駄な争いを避けて
円滑な関係を築けるように、共通の言語を持っている。
それを「カーミングシグナル」と呼ぶ。
現在、発見されているカーミングシグナルは
数十から数百と言われ、犬の意思伝達行動として
その解明に期待が高まっている。
その一例としては、飼い主に叱られたとき
「あくびをする」、「口の回りをなめる」といった仕草を見せたら
犬は「ストレスを感じ、不安になっている」という証拠。
私に敵意はありません、落ち着いて下さい、と
アピールしているのだそうだ。
では、「目をそらす愛犬のキモチ」はどうか。
これも「敵意はありません」のシグナル。
しかも自分より上位の立場の者に対する仕草で
服従心や畏敬の現れのようだ。
つまり、愛犬と間近で目を合わせた時
「グッ」と飼い主の目を見据える犬は、、、
「犬としての社会経験が足りない」か
「飼い主よりも自分の方がエライ」と勘違いしているかも。
そうした犬には
問題行動が起こるケースがある、という
報告もあるそうなので注意したいところ。
では、そのカーミングシグナルで
ちょっとした実験をしてみよう。(続く)
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